最初に自分のものとして触ったPCは、富士通FM-8ということになる。入手して1年後くらいには、後継のFM-7が発売され、ざっくり言って「動作速度が倍、価格大幅ダウン」というマシンだったので、当時はなんとか速度だけでもFM-7なみにならないか、ということで、マイコン雑誌記事など、「高速化」というのがかなり流行った。
使用マシンはFM系から9801系、Mac、PC互換機(Windows機)、と変遷して今に至るが、それぞれのマシンで多かれ少なかれ、「高速化」という事には、わりと心血を注いできた気がする。
それら「高速化パーツ」の1つに、FM-7用の「63C09カード」というものがある。FM-7(オリジナルでは68B09・2MHz)のMPUを、63C09(3MHzから最高6MHz)に置き換えることで高速化する、というものだ。
製作記事の初出は、FM系月刊誌「Oh!FM」1988年11月号。掲載された当時は、すでに使用マシンが9801系に移行していたので、興味はありつつも横目で見ていただけだった。
数年前のFM熱再燃時、あらためてこの63C09カードに興味がわき、先輩諸兄に背中を押されたこと、何よりも最重要部品である「プリント基板」を雑誌記事を書かれた山西様に頂けるという僥倖を得、また他重要パーツもほとんど先輩方に頂くことができ、最初の「63C09カード」を完成させることができた。
この後、万一のカード破損への備え、あるいは複数マシンへの搭載ということも考え、重要パーツのバックアップを考えるようになるのだが、、、それは長くなりそうなので別記事で書くことにする。

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