2026年2月9日月曜日

FM77AV40SXの修理

 これも2年以上前のことになるが、備忘録のつもりで記載する。

FM77AV40SXの予備機を入手する機会があった。システムが起動しないのを承知で入手したものだ。(不動とはっきり言われていたわけではないが、「通電のみ確認した」という出品はまず99%不動品)

入手後、異音や異臭がないか注意しつつ電源を入れてみると、ファンは回る。完全にうんともすんとも言わない、ということではないが、システムディスクをFDDに入れてみても起動はしない。というか、FDDにアクセスしている様子がない。
この時代のレトロPCで一番故障の可能性が高いのは電源ユニット、それもその内部の電解コンデンサなので、そのようにアタリをつけてあけてみた。






まずは腐食したプリント基板をキレイにしないとどうしようもないので、サンドペーパーなど使ってできるだけ磨くが、、、一応この程度(下の画像)で磨きは止める。あまりやりすぎると銅箔のプリントパターンまではがしてしまうので。


はっきり破裂・液漏れを起こしている電解コンデンサはいちばん大きな3個だが、同種のコンデンサは早晩同じ運命をたどるので、できるところは全部外す。あと同じように足が腐食していたレギュレータICも外す。


同じ容量のコンデンサに全部交換。レギュレータICも良く使われているもので今でも入手可能な部品である。


修理に手をつける前に確認していた電圧(+5v、+12v、-12vが出ているのが正常)は、それぞれ正規の電圧の6~7割しか出ていなかった(撮り忘れ)。ファンはある程度の電圧が出ていれば一応回るのでそれがぎりぎりだったんだろう。修理後の電圧は画像のとおり。+5vと+12vはほぼ正常だが、-12vがわずかに足りない。でもまぁ、、この程度ならたぶん大丈夫。

修理した電源ユニットをSXに組み込み、起動テスト。システムディスクで正常起動。

修理完了。

0 件のコメント:

コメントを投稿