2026年7月12日日曜日

FM-7の再整備(1)

 かーなーりー久しぶりの記事になる。。。

以前の記事にも書いた通り、私の初パソコンは富士通のFM-8である。愛着もあり、後継機のFM-7が出てきた後も、高速化改造などしてそれなりに使い倒した。当時としては非常に高価だったフロッピーディスク(以下FD)ユニットも購入し、DISC-BASICを基幹として使用していた。

ただ、改造を繰り返して再起不能の故障を起こしたり、(FM-7系列に比べて)アプリケーションソフトの不足から、結局はFM-7に乗り換え、その3.5インチドライブ版のようなFM-77を、9801系列を使うことになるまで使っていた。

FM-7は、前身のFM-8に比べて、比較的機能拡張が容易なように設計されていた。具体的には、本体上部の比較的アクセスしやすい所に、汎用の32ピン拡張スロットが2基、Z-80カード専用の40ピン拡張スロットが1基、用意されていた。


また、上記画像にもあるが、本体後部には50ピンの拡張バスがあり、これはFM-8とほぼ共通仕様のため、このバス経由で使っていたFM-8用FDユニットは、そのままFM-7でも使うことができた。

FM-7は、ホビー用途としての意識が強い設計だったのか、FM-8に比べて、動作速度や、グラフィック面・サウンド面ではかなり強化されているが、反面、不要と判断されて削ぎ落とされた機能もある。

「RS-232Cインターフェース」がその筆頭で、FM-8では本体後面にあったものが、FM-7では汎用拡張スロットにIFカードを装着して機能を実装するようになっている。

また、いわゆる「漢字ROM」も、FM-8では本体をあけて、内部のICソケットにユーザーが直接マスクROMを挿入して実装する方式だったのが、FM-7ではこれも拡張スロットに漢字ROMカードを装着する仕様になった。実装の難易度としては下がったと言える。

本体の機能を必要最小限とし、その他に必要な機能はユーザーごとに拡張カードを選択して実装する、という方式は合理的と言えるが、状況によっては拡張カードを装着するスロットの不足に悩まされることにもなった。

すでに流行の兆しが見えていた、インターネットの前身とも言える、いわゆる「パソコン通信」を行う場合、まず通信を行うための「RS-232C インターフェースカード」は必須、 曲がりなりにも日本語を扱うための「漢字ROMカード」も欲しい、となるとすでにその2つで本体の拡張スロットは埋まってしまう。

FDによるDISK-BASICのシステムも、一度使うとその快適さからカセットベースのシステムに戻ることが難しいので、私はFM-8の時に使っていた、本体後面の拡張バスに接続する方式のFDインターフェースカードをそのままFM-7環境でも流用して使っていた。もちろん、本体拡張スロット用にFDのインターフェースカードも用意されていたが、上記のように用途によってはすでに空きスロットが無いため、そのようにせざるを得なかった。

ほどなくして私は、3.5インチFDD仕様のFM-7、つまり「FM-77」に移行したため、スロットの不足からは一応開放された状態になっていた。

FM-77は、3.5インチFDDを本体内に2台内蔵、漢字ROM機能も内蔵されていた。つまりFM-7では拡張カード等を使わざるを得なかったこれらの機能は拡張スロットを使う必要がなくなった。RS-232C IFは拡張カードが必要だったが、これをスロットに内蔵してももう1基スロットがあいていた。

FM-77については、400ラインセットとか、F-BASIC v3.5 とか、書きたい記事がいろいろあるが、それはまたの機会とし、この記事では「FM-7」に絞って記載することにする。主に、

・富士通純正「ではない」FDDユニットを、FM-7でどのように使うか
・不足ぎみの拡張スロットをどのように補うか

ということになろうかと思う。  (つづく。。。)

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