さて、「PowerBookG4 チタニウム 1GHz」である。
このPowerBookG4を(大昔に中古で)入手した理由はひとえに、旧MacOSとしての最終バージョン、MacOS 9.2.2 が単独で起動できる最後のノートMacだから、ということにつきる。
(デスクトップは若干事情が違ったかもしれないが)これ以後の「PowerBookG4 アルミニウム」以降は、MacOS 9.2.2 単独起動はできず、基本は MacOS Xであり、その上の「クラシック環境」(エミュレーション的なものと言えばいいのか)でしか動かないようになってしまった。
自分にとって初MacはSE/30であり、購入時は「漢字Talk6.0.7」が基本OSだった。以後、メジャーなバージョンアップは何段階もあったが、基本的な画面デザインや操作性は、9.2.2に至ってもそれほど変わっていない。レトロPC好きとしては、やはりこちらのほうがしっくり来る。
起動させてみて、、、問題なく動作する。画面はちと暗いが、見づらいというほどでもない。
問題はバッテリーで、完全に死んでいる。ACアダプターを接続していないと動かない。
この機種のバッテリーは、互換品も市場にはほとんどなく、バッテリー内部のセル詰替えを請け負う業者も、この機種用のものはほぼ扱っていなさそう。(どうもこのバッテリーは内部構造が特殊で詰替えも困難という噂も、、、)
困ってしまったが、まぁ現状では、デスクトップに準じた使い方(ACアダプターを常時接続)をするしかない。
いろいろいじるにあたって、最初にすべきはハードディスクのバックアップだ。現状動いているとしても、古いマシンゆえいつHDDがお亡くなりになるかは判ったものではなく、当然保険をかけておくべきと考える。このころのMacに使われているのは、SCSIではなく、もちろんS-ATAでもなく、「2.5インチ IDE」のHDDである。現在内蔵の容量は60GB。
ほぼ同じシリーズであろう、と思われる80GBのHDDを入手、IDE-USB 変換のアダプタを使用して、USB端子で外付けしてみた。
接続すると同時に「ドライブの初期化が必要です」とアラートが出たので初期化を行い、全データをコピーした。コピーは問題なく行えたので大丈夫と思い、PBG4の中をあけて、内蔵してあったドライブと新しいドライブを交換して立ち上げようとしたのだが、、、起動しない。
いろいろ調べたが、、、
・起動ディスクとするには、純正ユーティリティの「ドライブ設定」での初期化が必要
・だが、「ドライブ設定」は内蔵HDDしか認識してくれず、外付けUSBドライブは「未サポート」と出て初期化ができない
・なので、もともと内蔵してあったドライブをUSB外付けとし、「Option」キーを押しながら電源ONすることで起動ドライブを選択、外付けドライブから起動させる
・そうすれば「ドライブ設定」は内蔵HDDを初期化できるので、初期化を行ったのち、起動した外付けドライブから新しい内蔵HDDに全データをコピー(ドラッグ&ドロップ)
・コピー終了後、USB外付けドライブを外し、内蔵HDDから無事起動成功
という方法で、無事内蔵ドライブの換装 兼 データのバックアップを行うことができた。
新しいドライブをUSB接続した時に、「初期化が必要です」とのアラートが出て、データのコピーまで行えたことが罠だった、、、という事になる。何らかの方法があるのかもしれないが。
で、、、実はこの「IDE HDD」が、新ドライブの本命ではない。一応、もとの内蔵のものとかなり似通ったドライブで換装をやってみた、という事であり、本命は mSATA SSD を、IDE変換アダプタ(玄人志向)を使用して内蔵する ことだった。これにも無事成功し、起動時間が劇的に速くなった。
これでいろいろいじるのに心配がなくなり、、、結果的にMacBookの出番があまりなくなり、これからはこのPowerBookG4のほうが活躍しそうな気配がある。
その記事はまたつづきに、、、

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